業界あるある

その他

その他

VDT作業って何ですか?

「VDT」とは、Visual Display Terminalsの頭文字を取ったものです。
ディスプレイ、キーボード等により構成されるコンピュータの出力装置の一つで、文字や図形、グラフィック、動画などを表示する装置のことです。「VDT機器」を使用して、データの入力・検索・照合等、文章・画像等の作成・編集・修正等、プログラミング、監視等を行う作業を「VDT作業」といいます。
VDT作業は、近年のIT(情報技術)化の進展により広く職場に導入されてきましたが、その作業に長時間従事することで「目の疲れや痛み」「身体的疲労」「精神的疲労」を感じるものが高い割合に上るとの調査結果などがあり、労働衛生上の問題も指摘されています。
このような事態に対処するため、厚生労働省は、「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」定めました。

主な疲労対策

・適切な明るさに設定しましょう。
室内の明るさ、モニターの明るさをそれぞれの作業に適した明るさに設定しましょう。

・適切な位置にしましょう。
イスや机の高さ、モニターの距離や角度は作業者に合った正しい位置に配置し正しい姿勢での作業が疲労軽減につながります。

・こまめに休憩時間を設けましょう。
VDT作業は近距離を注視し続けるので一定時間を超えると疲れて機能が低下し、視界のぼやけ、痛み・乾き・充血を招きます。
目薬で乾くのを防ぎ、遠方視をする、ゆっくりまばたきをするなどをこまめに行って目を休めましょう。

まとめ

作業担当者はガイドラインをしっかりと理解し、実践することが業務の疲労対策や生産性の向上にも繋がります。

KEYWORD

CATEGORY

最新記事