シェアサイクルとは

シェアサイクルは、必要な時、必要な場所で、必要な間だけ自転車を利用できるサービスです。シェアサイクルで使う自転車は他の人と共有しており、エリア内各地に設置されているサイクルポートと呼ばれる駐輪場で借りたり返したりできます。現在都市部で広がりを見せているサービスです。

レンタサイクルとの違い

・レンタサイクルが、自転車を借りたお店と同じお店に返さなければならないのに対し、シェアサイクルは好きなサイクルポートに返すことができます。

・レンタサイクルが、お店で必要事項を記入後、現金で利用料を支払うのに対し、シェアサイクルはSuicaなどの交通系ICカードやスマホだけで借りる事ができます。初めに下院登録は必要ですが、以後は手軽に自転車を借りる事ができます。

メリットと課題

メリット

1.コスト

・まず挙げられるのは安いコストです。東京都におけるタクシーと比較してみると、7.5ｋｍを移動するのに、シェアサイクルだと￥100～￥150のところ、タクシーであれば￥2500かかります。自分で自転車を漕ぐ労力とかかる時間を差し引いても、シェアサイクルを選択するに十分検討に値する安さです。また、自家用の自転車と比べてみても、自転車本体の購入費用、保険代、メンテナンス費用、駐輪費用などがかからないので、毎日乗るのでなければシェアサイクルを選択する利点はあります。

2.エコ

シェアサイクルは自転車なので、がぞ厘で駆動する乗り物と比べて、環境に負担をかけずに移動することができます。

3.交通事情の影響を受けにくい

自動車や電車は、渋滞や遅延に会うことがありますが、自転車はそういうことが少ないです。

4.場所に縛られない

自転車を借りた場所に縛られず、返したい場所の最寄りのサイクルポートに返すことができます。

5.スマホ一台で利用できる

最初の会員登録さえ済ましてしまえば、サイクルポートでスマホをかざすだけで自転車を借りられます。

課題

大きな課題は駐輪場の確保です。都市部で乗り捨ては許可されないので、駐輪場を確保する必要がありますが、都市部での場所の確保は容易ではありません。事業者にはたしかな資本力が求められます。