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ブロックチェーンってなんですか?
ブロックチェーンを一言で表すと「分散型台帳」と表現できます。
台帳を簡単に説明すると、「お金をやり取りを台帳に記録する」意味で、身近なもので例えるなら銀行の通帳のようなものです。
「分散型」の形容詞がつくことで、台帳をみんなで運用管理することがブロックチェーンの概要です。
メリット
1.改ざんがされにくい
2.運用コストが安い
3.信頼システムの構築
デメリット
1.1秒あたりの取引できる数が少ない
2.手数料が高い取引が優先的に記録される
3.法整備が整いきれていない
4.データの肥大化よる、管理のしにくさ
ブロックチェーン応用サービス例
最後に、ブロックチェーンの上記の特徴を活かし、ブロックチェーンが実際に活用されるであろう業界を解説していきます。
応用例①物流システム分野
物流システムでは、生産者から消費者まで商品を届けるまでに複雑な工程が多く存在し、仲介業者も介在することでさらに複雑さが増しコストも増加しています。
これらをブロックチェーンで応用することで、仲介業者をなくし消費者とメーカーとを直接つなげることができるようになります。
また消費者は、メーカーから送られる商品データにいつでもアクセスできるので、メーカーは透明性の高いデータを提供でき、消費者は信頼性の高いデータをトレース(追跡)することができます。
応用例②医療分野
エストニアでは実際に、個人の医療データの管理にブロックチェーンが活用されています。
カルテなどの医療記録をブロックチェーンに記録することで、医師たちはスマホでいつでも患者記録を共有することができ、患者に対して早急に正確な治療を施すことが可能になっています。
応用例③音楽分野
音楽業界ではここ数年でストリーミングサービスが台頭し、CDからダウンロードに変移することでアーティストの収益構造はより複雑化しています。よってアーティストが適切な使用料を受け取れていないことが問題になっています。
ブロックチェーンを音楽分野で応用した場合、アーティストの楽曲を使用するたびにブロックチェーンに記録していくことで、楽曲の使用者を追跡でき適切な使用料を徴収することができます。さらに楽曲の使用ルールも明確にすることができ、著作権保護にも役立たせることができます。
まとめ
ブロックチェーンはお金のやり取りの運用管理を利用者みんな行うことができ、利用者みんなで運用管理することで、第三者による不正・改ざんが非常に難しく、信頼できるシステムです。
様々な業界での応用が期待されており、インターネット以来の技術革新だと言われています。